今日から仕事はじめという方が多いのだなと考えていたら
昔の上司のことを思い出した
時間がないは言い訳
時間は作り出すもの
気づいた時には定時ピッタリで帰るようになっていて
部下である我々は残業三昧だったのもお構いなくで
それはそれは評判が悪かった
毎日顔を突き合わせるから全然気づかなかったけれど
他部署の人から「〇〇さん痩せたよね?」と言われ
そういえばそうだねー程度の話を課内で話した
それから上司はみるみると痩せていった
評判が悪かっただけに誰も話題を振らなかったのだけれど
面白い話が好きな関西出身の先輩がある日聞いちゃった
待ってましたとばかりにいかに痩せたかを語り始めた
それまで3桁あった体重が20㎏以上痩せたこと
定時で帰って運動と食事のどんなメニューをしているか
よほどうれしかったのだろうか止まることなく話続けた
その時に言ったのが冒頭の言葉
「うん分かるんだけどね」
「あなたが定時で帰るおかげで仕事がね」
嬉しそうに話す上司とは反面
当時の私は嫌いな上司の言葉なんて受け入れたくもなかった
そんな苦手な上司だったけど
数年に1回のレベルであの言葉を思い出す
今ならわかる
今振り返るからわかる
あの時聞いた言葉も
あの時見た景色も
起こること全てに意味があるってこと