古典〜KOTEN〜ヨガ @新潟市秋葉区(旧新津市)&中央区

Vanakkam yoga school 〜ワナカムヨガスクール〜で学んでいるヨガを新潟市秋葉区&中央区でお伝えしてます

あるある話

哲学用語だったりスートラを教わると

その後の仲間内の会話は新しく覚えた単語がよく出てくる

単純に言葉を覚えるために話している分には問題ない

ヨガを学ぶ者にとって結構あるある話

 

慎重になるべきは日本語で訳す適切な言葉がないこと

だから言葉通りに受け取ってしまうと中途半端な解釈をしてしまう

 

広く知られた「アパリグラハ」

日本語では「不貧」「非所有」と訳されることが多い

この言葉通りの受け取り方が「物欲は良くない」という解釈を生み

私もずっとそう思ってきた

 

持たない・持てない

買わない・買えない

できないこと・しないこと

混同させない

聞こえの良い言葉に逃げない

 

そう教わって心がチクっとした

 

自分ができないアサナは教えない

できないんだからどうやるか教えられるはずもない

至極当然のことなんだけど

大切なのはそこに向かって練習しているかどうか

生まれつきとか言って筋骨格のせいにして逃げる人多いけど

完璧を目指すんじゃなくてやっているかやっていないか

ただそれだけ

 

そんなインストラクターから学ぶと自然と生徒に伝染する

私は歳だから

私は硬いから

 

何人もの新しい生徒さんが師の前でそんなことを吐くのを聞いてきた

そんな時すかさず師はその言葉を打ち消す

 

何が正しいか知らなかっただけなんだよ

でも今日知ったのだからもう幸運を手にしたのと同じだ

 

日本にそんなヨガの先生が溢れることを心から願わずにはいられません

 

本日のおさらい

都合の良い解釈がもたらすもの⇒諦めグセ