大切な人からかけてもらった言葉
いや、私なんて全然がんばってないし
もっと努力している人や大変な思いをしている人はたくさんいる
心の声がそう言った
その言葉をかけてくれた彼女自身が数十倍も、数万倍もがんばっていた
がんばろう
がんばらなくちゃ
そんな言葉が出てくる時は100％楽しんでいない時
90％は楽しんでいるかもしれない
でも残りの10％は引き換えに得られるものだったり
他者からの視線だったり外側に理由や言い訳がある時
少なくとも私自身はこれまでそうだったと思う
心の底から湧き上がる
これがやりたい
ああしたい
こうしたい
そう思った次の瞬間はもうそこに向かって一歩を踏み出していて
そこに立ち止まっているはずはないし
それを行動に移して経験している時
楽しい！
うれしい！
内側から笑顔があふれていて
―がんばる― なんて言葉とは無縁なんだと思った
無意識に使っている言葉にこそ思考のクセはあらわれていて
またひとつ気づきを得られたことに
何より言葉をくれた彼女には感謝以外の言葉が見つからない
がんばることをやめよう
そう心に決めた
ちゃんと彼女に心からのありがとうが言えたのは
彼女が旅立ってしまった後だった
ようやく気づいたこんな私を
彼女は今頃笑ってくれている気がする
ヨガの視点とはまさしく彼女が教えてくれたことで
ヨガをしたら柔らかくなるとか
ヨガをしたら痩せるとか
引き換えに得られる何かの為にすることがヨガではなく
どういう視点を持つことがより良く穏やかで快適に生きれるか
その道を教えてくれるのがヨガです
そしてそこまで正しく導いてくれる存在がとても重要です
それが師であり指導者です
私はまだまだ指導者と名乗れる程の者ではないけれど
だからこそ正しく教えてくれる師の元へ一緒に歩く存在でありたいと思います
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